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【勉強用まとめ】第4回 UXはユーザー体験です、って説明じゃない(仮)

「体験」を喫茶店で例えると

UXを一番簡単に説明すると、「UXはユーザー体験のことである」と言えます。

しかし、その説明では「ユーザーは人かな?…でも、体験って何?」となります。

 

UXでいう「体験」を喫茶店で説明しようと思います。

今までは、人は喫茶店でコーヒーを飲むとき、「コーヒー」に400円分の価値があると考えられてきました。これは、製品やサービスという「モノ」自体に価値があるという考え方です。

そして、UXは「コーヒー」だけではなく、喫茶店に流れる音楽、椅子、マスターの接客、店内に香るコーヒーの香り、などの人が「体験」したものに400円分の価値があるという考え方です。これは、製品やサービスという「モノ」は確かに重要ではありますが、人の体験を創り上げるただの1要素に過ぎないという考え方です。

なぜなら、コーヒーがとても美味しかったとしても、マスターの接客が最悪だったり、店内BGMのセンスが最悪だったら、2度と来ないという選択も普通にあるからです。(私も落ち着いた雰囲気を求めてたのに、思いっきりのデスメタルで他に喫茶店があったら、次はそっちに行ってみようと思ってしまいます)

「体験」という言葉のイメージはこういうイメージです。ついでにいうと、体験は「コト」とも言われ、《「コト」から「モノ」へ》という呼びかけは、この考え方の変化の呼びかけのことなのです。

「ユーザー」

次は、ユーザーについて説明します。これは難しいことではありません。

「ユーザー」は、製品やサービスを使用する人のことです。ただ、使用する人の範囲には、製品やサービスを直接操作する個人のユーザーはもちろん、メンテナンス・サポートする人達もユーザーの中に入ります。

ATMでいうと、ATMを使ってお金を下ろしたり、送金したりする人はもちろんユーザーです。そして、それに加え、ATMに何かトラブルが起こった時にメンテナンスする人やサポートする人もATMを使用するためユーザーです。

 

つまり、UXはそんなユーザー達が体験することを