デザインとクリエイティブについて
『 デザインについて 』
世界の基準は武力から経済力に変わった。武力が無い者が死んでいったように、経済力が無い者も死んでいく。
そんななか、テクノロジーという富を生み出すものの発展が進んでいった。
しかし、それに遅れた者は容赦なく切り捨てられる世の中。人々はテクノロジーが自分を不健康にしてるということを言い出せないでいる。
そのために、歪な、人が全く嬉しく無いサービスがシステムが制度が蔓延している。そんな世の中になっている。その世の中を改めて、人に合わせるように直すのが【デザイン】という方法ではないだろうか?
デザインは人に害を与えているテクノロジーを切り捨てることなく、柔軟に人に合う形に直すことができる。
デザインができれば、この世のあらゆるものの形を変えることが可能。モノだけでなく、目に見えないシステムまでも。
この柔軟性が、私が感じる自由なのだろうか。
『クリエイティブについて』
またこのように、【クリエイティブ】というのは柔軟なもので、「悪いところがあるから切り捨てる」という独裁的な考えではない。その悪いと思われているモノの良い面を「活かす」ということができる。とても平和的であり、中立的であり、広い視野、よくいう多視点をもっており、一時の感情に流されるような愚者でない。そんな、普通の人ではあまりできていないであろう賢者のような、仙人のような、少し人間離れした精神性のことではないだろうか?
*参考資料: デザインのデザイン/原研哉 佐藤オオキのボツ本/佐藤オオキ 人間中心設計入門/山崎和彦,松原幸行,竹内公啓 センスは知識から始まる/水野学 クリエイティブの授業/オースティン・クレオン
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探せばきっと、デザイナーでなくともクリエイティブな人はいくらかいるだろう。なぜなら、クリエイティブは精神性、性格のことでもあるのだから。
つまり、クリエイティブでない人がクリエイティブになるということは、「性格を変える」ということだ。